メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漫画で解説

鴻海ってどんな企業?の巻

台湾の電子機器受託製造の世界最大手 郭会長は立志伝中の人

[PR]

経営危機に陥っていたシャープが海外の企業に買収されることになりました。 台湾の「鴻海精密工業」から3888億円の出資を受け入れ、傘下に入ります。シャープはこれを元手に経営の再建を図る計画です。 ただ、「シャープ」がなくなるわけではなく、従業員の雇用もブランド名も継続維持されるそうです。「鴻海」とは一体、どんな企業なのでしょうか? 鴻海は1974年、郭台銘会長が台湾で設立。電子機器受託製造の世界最大手として知られています。
鴻海はプラスチック製の白黒テレビの選局つまみの製造から始まりました。その後、デジタル機器の普及とともに各国から電子部品を仕入れ、安価に製品を組み立てる手法で成長してきました。 例えば現在では、米アップルの「iPhone」(アイフォーン)やソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」などを生産しています。 鴻海の売上高は日本の電機最大手の日立やソニー、パナソニックを大きく引き離し、約15兆円に上ります。 さて、郭会長とはどのような人なのでしょうか?
郭台銘会長は1950年、台湾生まれで、英語名をテリー・ゴウと言います。鴻海を一代で巨大企業に築き上げ、台湾や中国で立志伝中の人物として知られています。 1日最低16時間働くというほどの仕事熱心で、個人資産は台湾で2位の61億ドル、日本円にして約6700億円とされています。 企業の合併・買収を繰り返して事業を拡大する手法から、「現代のチンギス・ハン」とも呼ばれています。ただ、後継候補だった実弟が2007年に白血病で死去したため、ワンマン経営者だけに「後継問題が鴻海最大のリスク」とされています。 鴻海はシャープ買収後、戦略があるようです。
鴻海の悲願は、「組み立て屋」から脱皮すること。7000億円を拠出して、最先端液晶や有機ELパネルなどシャープの技術力、ブランド力を生かし、製品を中国で販売すること目指しています。 ただ、鴻海はヒット商品を育てるノウハウは持っていないので、うまく行くかどうかは未知数です。 郭会長はワンマン経営者…なんだか大輔さんに似ています。高校生のマキに、「ワンマン経営者」の大輔は「あとは中身を磨かないと」と言われてしまいました。

おすすめ記事

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 拝啓 ベルリンより 私を「コロナ」と呼んだ青年に言いたかったこと

  2. 群馬・太田市が小学校の休校要請応じず 「登校判断は保護者の選択」

  3. トイレットペーパーに続きティッシュまで買い占め 業界、デマに冷静な対応呼びかけ

  4. 麻生財務相 休校中の学童保育負担「つまんないこと聞く」 新型肺炎対策

  5. 一斉休校は「科学より政治の悪い例」 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです