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大竹文雄・評 『マーケット進化論−経済が解き明かす日本の歴史』=横山和輝・著

 (日本評論社・2052円)

 楽市楽座、株仲間、明治維新といった言葉を知っていても、制度が作られた背景まで理解している人は少ないだろう。こうした制度が作られたのは、市場のメリットを活(い)かしデメリットを削減するための工夫なのだ。市場経済と言えば、自由な取引さえさせればいいと私たちは思いがちだが、それがうまく機能するためには、ルールや環境が必要だ。

 本書は「鎌倉・室町時代から昭和初期まで、市場の機能を活かす市場設計を通じて、日本は経済発展を実現した」ことを分かりやすく書いたものだ。著者の横山氏は、数量分析を駆使する経済史の若手研究者だ。

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