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京の人今日の人

アスベスト訴訟弁護団長・村山晃さん /京都

 建材アスベスト(石綿)集団訴訟の原告側弁護団長。今年1月の京都地裁判決で、初めて建材メーカーの責任が認められた。

 「救済の道が広がり、心のこもった判決だった」と振り返る。

 大学卒業後の1971年に弁護士に。すぐに整腸剤キノホルムによる薬害スモン訴訟や森永ヒ素ミルク訴訟の原告側弁護団に加わった。この経験が原点となった。裁判では企業責任を追及し、いずれも全面勝訴。その後、国や企業が出資する恒久的な救済制度ができた。「弁護士とは、守られなければいけない新しい権利を獲得する仕事」。それからは労働者の安全衛生問題を専門とした。

 アスベストを知ったのは1985年ごろ。全京都建築労働組合から、アスベスト建材の危険性の相談を受けたのがきっかけだった。国際的には危険性が認知され、使用規制も始まっていた。国会にアスベストを規制する決議を出すよう働きかけたが、建材メーカーの反発などで実現しなかった。2005年のクボタショックで被害が社会問題化するまでの約20年間、問題解決は置き去りにされた。「あの時にもっとできることがあったのでは…

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