メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

どうすれば安全安心

薬の飲み残しを防ぐ 医療費のムダ、健康リスクも

写真1=宇田川恵撮影

 医師から処方された薬を飲み残してしまう「残薬」への関心が高まっている。75歳以上の高齢者の飲み残し分だけで年間約500億円に上るとの試算もある。高額の医療費が無駄になるだけでなく、患者や家族の健康にさまざまな危険を及ぼしかねない。薬の飲み残しはどう防げばいいだろう。【宇田川恵】

 「家に飲み残しはない、と言う患者さんの様子があいまいで、ちょっと変だと思い、『薬を家に持っていってあげるよ』と口実を作って自宅を訪ねました。思った通り、たんすの中に山ほどの薬。こうした例はもう日常茶飯事です」。東京都品川区で薬局を営み、東京都薬剤師会副会長を務める大木一正さんは渋い表情で語る。

 調剤薬局大手の日本調剤が2014年、1000人超を対象にインターネットで行った調査によると、処方薬を飲み残すことがあるとの回答は約54%と半数を超えた。

この記事は有料記事です。

残り2037文字(全文2402文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 新型コロナで「中国に責任を取らせなければ」 トランプ氏 国連総会演説

  2. 「もうええわ」ふるさと納税返礼品業者の叫び 指定取り消しの高知・奈半利町

  3. 元の世界に逆戻り? 飛行機満席、渋滞30キロ以上 混雑した4連休

  4. ベーシックインカムじわり脚光 日本でも導入求める声 米独など各国で実験

  5. 羽生善治九段、藤井聡太2冠に80手で公式戦初勝利 王将戦リーグ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです