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医療型障害児入所施設

429人に虐待歴 6人に1人

 医療ケアが必要な身体障害や知的障害などがある子どもが暮らす全国の医療型障害児入所施設に、保護者らから虐待を受けた障害児が少なくとも429人いるとみられることが、毎日新聞が施設を対象に実施したアンケートで分かった。回答した施設に入所する障害児の6人に1人の割合になる。

 虐待など家庭の事情から国の保護を必要とする子どもについて、国は児童養護施設などを対象に継続調査しているが、医療型障害児入所施設は調査対象外で、虐待を受けた入所者の全体像は不明だった。厚生労働省で児童健全育成専門官、障害福祉専門官を務めた大塚晃・上智大教授は「入所者に虐待を受けた人が想像以上に多く、極めて深刻な結果だ。虐待の傷を癒やす視点から障害に応じた専門的支援が必要で、国は調査して実態を把握すべきだ」と話している。

 全国にある医療型障害児入所施設169施設にアンケートを送り、136施設(入所児計2643人)から回答を得た。その結果、児童相談所(児相)に保護されたなどの経緯から虐待を受けたと施設が判断した障害児は、84施設の429人で、回答した施設の入所児の16%だった。併設された成人施設の入所者計7190人中、虐待を受けた人は21施設の43人(0・6%)で、子どもを合わせると計472人になる。

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