米国

「ISがジェノサイド」認定…ICC訴追を支援

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【ワシントン和田浩明】ケリー米国務長官は17日、過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクやシリアで少数民族・宗派集団を意図的に滅ぼそうとする「ジェノサイド(集団殺害)」を実行したとの認定を、国務省で発表した。アーネスト米大統領報道官は国際刑事裁判所(ICC)などによる責任者訴追のため、米国が証拠収集や分析を支援する意向を明らかにした。懲罰的な軍事行動の可能性には言及しなかった。

 ケリー氏はISが「人道に対する罪」や、特定の民族集団を排除しようとする「エスニック・クレンジング」(民族浄化)も行ったと断定した。今回の認定に関し、国務省や情報機関が収集した「大量の情報」に基づくものだと説明した。ジェノサイドの具体例として、2014年8月にイラク北部で行われたイスラム教の一派ヤジディー教徒の男性の大量殺害や多数女性の拘束・性的暴行や、キリスト教徒の処刑、イスラム教シーア派などの…

この記事は有料記事です。

残り105文字(全文496文字)

あわせて読みたい

注目の特集