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貧者の教会

バチカン外交/下 悲願の対中関係改善 信徒1200万人、国交なく

ローマ中心部の中国系カトリック教会で中国語によるミサをささげるミケーレ呉・神父(左)=13日

 「訪中できれば、なんとうれしいことだろう」。フランシスコ・ローマ法王は2月18日、キューバ、メキシコ歴訪の帰路の特別機中で、バチカン(ローマ法王庁)と国交のない中国を訪問したいとの意向を表明した。

 ローマ中心部の中国系カトリック教会「サンベルナルディノ教会」。法王が選出されてから丸3年となった3月13日のミサには中国人信徒23人が参列した。「『法王訪中はいつか』と気の早い質問が信徒から出ている」。ミケーレ呉・神父が信徒の間で高まる期待を説明する。

 ロシア正教会トップのキリル総主教との初会談(2月12日)を実現した法王の視線の先には中国がある。総主教は2013年5月に訪中して習近平国家主席と会談した。「ロシアは中国への門だ。バチカンの対露関係が好転すれば対中関係にも波及する」。伊紙コリエレ・デラ・セラのマッシモ・フランコ論説委員が解説する。

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