マッチ

昔の隆盛 今、新発想で 神戸の「ナカムラ」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
箱詰機で小箱にマッチの軸を詰める作業
箱詰機で小箱にマッチの軸を詰める作業

 人間が他の動物と違うところは、火を使えることだという。古代、火打ち石や木と木の摩擦で火を起こしたことを考えると、マッチは、なんて簡単で偉大な発明だったのか。ところで、このマッチ、最近とんと見かけないのだが……。

 神戸市長田区のマッチ製造販売会社「ナカムラ」社長の中村和弘さん(51)を訪ねた。同社は1910(明治43)年創業。中村さんは5代目だ。

 大学卒業後、いったんアパレル業界に就職したが、専務だった父から「家業を継いでほしい」と言われて30歳で入社。しかし将来が見通せず、他事業への転向も考えた。「その勉強会で、他社の先輩から『マッチはまだまだいけるんじゃないか』というアドバイスを受けた。それで、とことんやってみようと決意しました」

この記事は有料記事です。

残り1724文字(全文2045文字)

あわせて読みたい

注目の特集