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原発を拒否したまち

巻原発住民投票20年/3 「激動の2期」務めた笹口元町長 町民の選択、正しかった /新潟

住民投票を振り返る元巻町長の笹口孝明さん=新潟市西蒲区で

福島事故後、経験伝える活動

 町民の皆さんは、巻原発の問題について、27年間という長い時間をかけて考えて来ております。熟慮の結果、一人ひとりが原発建設に関し、十分な判断力が備わっていると確信しております。必ず、住民投票に出かけて一票を投じて下さい。巻町の将来は、みんなで決めて下さい−−。

 東北電力巻原発建設の是非を問う住民投票が告示された1996年7月25日、当時町長だった笹口孝明さん(68)のメッセージが全世帯に配布された。翌月4日の投票日には、呼びかけに応じるかのように町民が投票所に足を運び、投票率88・29%を記録。町民は明確に「原発ノー」を選択した。

 しかし、国や東北電力の建設方針はすぐには変わらなかった。それは、推進派と反対派の対立がその後も続く…

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