メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 上海雑伎団(中国・上海) 美しさ追求する「海派」

傘を使った雑伎を披露する上海雑伎団のメンバー=上海で2016年3月17日、林哲平撮影

 中国・上海の繁華街、南京西路に建つ外資系高級ホテルそばに「上海商城劇場」はある。照明を落とした観客席から次々と短い悲鳴が上がったのは、1時間半の公演の終わり近くだった。

 舞台では上海雑伎(ざつぎ)団の数人が目玉演技の「大跳板」に挑んでいた。シーソーを二つ並べ、それぞれの左端に男女が1人。高さ約3メートルの台から団員が一つの板の右端に飛び降りた反動で左端の男性を空中にはね飛ばし、もう一つの板の上に落ちる力を利用して、女性が空中に飛び出す。その先では、長さ5メートルもあろうかという棒の先にいすを取り付けて男性が待ち構えている。

 天井にぶつかるかと思われるほど高く放り出された小柄な女性は、くるくる回転し、ぴたりといすに納まった。場内の悲鳴はやみ、やがて大きな拍手に。「見とれたよ」「息するのを忘れちゃった」。中国語や英語、日本語が入り交じった安堵(あんど)の声が広がった。

この記事は有料記事です。

残り1083文字(全文1471文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「鬼滅の刃」アニメ制作会社と社長を告発 1.4億円脱税容疑 キャラ店舗帳簿改ざん

  2. 巨人選手に新型コロナ感染の疑い 練習試合中止

  3. 漫画「鬼滅の刃」が完結

  4. 学校、公共施設で次亜塩素酸水の噴霧休止相次ぐ 厚労省「濃度次第で有害」

  5. ORICON NEWS 『鬼滅の刃』スピンオフ短編、ジャンプに掲載へ 炎柱・煉獄の新たな物語

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです