- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
携帯大手3社が、契約を途中解約する利用者に高額な違約金を課す「2年縛り」プランの見直しを始める。KDDI(au)とソフトバンクは6月から違約金なしで解約できる新料金プランを導入し、NTTドコモも追随する見通し。他社や格安スマートフォンに乗り換えやすくなりそうだ。ただ、新プランは基本料金が割高に設定されており、契約期間が長くなると現行プランより支払総額が増えるケースもあり、どの程度の利用者が選択するかは不透明だ。
携帯3社が提供している現行の「2年縛り」プランは、基本料金が安く設定されているかわりに、2年ごとの無料解除期間以外に解約すると、違約金として9500円支払う必要がある。「2年縛り」は一度契約すると解約の申し出をしない限り自動的に更新される。このため、違約金は事実上、顧客囲い込み策ともなっており、利用者からは「乗り換えの障害だ」との批判が出ていた。通信サービスのあり方を検討していた総務省の有識者会…
この記事は有料記事です。
残り713文字(全文1121文字)