中学校運動部

「朝練」原則廃止8割 長野県教委調査

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 中学校運動部の早朝練習「朝練」を原則廃止するとした指針について、長野県教委は、県内公立中学校の取り組み状況を明らかにした。アンケート調査の結果、約8割の学校が、朝の運動部活動を「原則廃止」と回答した。【巽賢司】

 県教委によると、昨年8月、県内187校にアンケート調査を実施し、79.1%にあたる148校が「原則行わない」と回答。従来通りや縮小して実施していると回答したのは39校だった。昨年1〜2月の調査では、約76%が「原則行わない」と回答していた。

 一方、「自主活動」として実質的に従来と変わらない朝練を続けている学校もある。24日の記者会見で、伊藤学司教育長は「指針は、思考停止に陥っていた現場を変えるきっかけになった。いわゆる脱法的な活動をしている部活動がある学校は、校長が現場と話し合いを続けることが大事」と話した。

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