コンピューターをつないだ通信 LAN→WAN→インターネット
虎鉄「ついに我が校にも無線WAN(ワン)が導入されましたぞ」
ギョロ星人「WAN?」
虎鉄「ケーブルでつながなくても、パソコンでインターネットが使えるのですぞ」
ギョロ星人「それは間違いギョ。学校なら無線LAN(ラン)ギョロ」
虎鉄「機器系には疎いもので、違いがよく分かりませんな」
ギョロ星人「チンがネットワークについて詳しく解説してやるから、ちゃんと理解するギョロ」
1980年代以降、大学や企業などでパーソナルコンピューター(パソコン)の導入が進みました。
それぞれのパソコン内にあるファイルなどのデータ交換や共有をするため、通信回線で接続したことで始まったのがネットワーク。
学校や会社内など一定の区域内でのネットワークをLAN、同じ企業の各支店のLAN同士をつなぐなど広い範囲でのネットワークをWANといいます。
多数のLANやWANが接続され、世界規模になったものがインターネット。
ギョロ星人「インターネットを接続したい時はプロバイダーと契約を結ぶギョロ」
LANを構成するためにはネットワーク同士を接続するためのルーターなどの機器が必要です。
ギョロ星人「光回線に対応するためにはモデムではなく、ONU(光回線終端装置)という機器が必要ギョロ」
虎鉄「レストランなどでもインターネットが使えて便利ですな」
最も普及しているLANの規格はイーサネット。
この接続形態のほとんどはバス型とスター型です。
バス型とは1本の共有回線の上に複数のコンピューターを接続するもの。
一方、スター型とは集線装置を中心として複数のコンピューターを接続するものです。
ギョロ星人「この他にも、メッシュ型、リング型、ツリー型があるギョロ」
Q、身近で便利! ネットワークの仕組みって?
A、ネットワークはコンピューター同士をつないだ通信のことギョ。
多数のLANやWANが接続され、世界規模になったものをインターネットと呼ぶギョロ。
ギョロ星人「ギョロ星に調査報告を送信ギョロロン!」