メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

もはや幻想の「日本型雇用」=経営共創基盤CEO・冨山和彦

 安倍政権が「最低賃金1000円」に続き「同一労働同一賃金」を働き方改革の目玉政策に掲げた。

 ところが、さっそく「経済界」を名乗る人々の中から「日本型正規雇用慣行の中では、いろいろな仕事を経験して将来の幹部となっていく正社員と非正規の人を同じに扱えない」との声が出てきた。

 前回のコラムでもふれたが、この言い分が前提としている終身年功型雇用で定年まで勤め上げられる人は、今や勤労者の2割程度しかいない。これを日本型と言うのは無理。「日本の一部」型と言うべきだろう。加えて、その正社員のなかでも経営幹部になれる人間なんてほんの一部だ。

 転勤や配置転換を受け入れるから生産性が高いというのも幻想だ。グローバル競争の中で日本企業の業務もど…

この記事は有料記事です。

残り372文字(全文688文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「偉業だ」「安穏としていられない」 各国メディア、日本の勝利絶賛 ラグビーW杯

  2. 台風19号で堤防決壊の千曲川 リンゴ畑は壊滅状態

  3. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  4. 路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」

  5. ラグビーW杯 台風19号で試合中止のカナダ代表、釜石で土砂除去などボランティア

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです