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第94回センバツ高校野球

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好投引き出すリード 智弁学園・岡沢

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【高松商−智弁学園】六回のピンチでマウンドに集まった選手たちに声をかける智弁学園の岡沢(中央)=阪神甲子園球場で2016年3月31日、猪飼健史撮影 拡大
【高松商−智弁学園】六回のピンチでマウンドに集まった選手たちに声をかける智弁学園の岡沢(中央)=阪神甲子園球場で2016年3月31日、猪飼健史撮影

 ○智弁学園(奈良)2(延長十一回)1高松商(香川)●(決勝・31日)

智弁学園・岡沢智基捕手(3年)

 延長戦に入ると、1回戦から1人で投げ抜いてきたエース・村上の球威が落ちてきた。それでも「自分のリードがしっかりしていれば抑えられる」。各打者の特徴を見極め、打ち気にはやる打者には高めの直球を有効に使うなど、村上の好投を最後まで引き出した。

 優勝へ導いた頼もしいリードにも、「村上と、寝ずにデータを取ってくれた仲間のおかげ」と自分の手柄にはしない。十回2死二塁では、ボテボテの二ゴロでも一塁へヘッドスライディング。主将として、気迫あるプレーでチームを引っ張った。

 昨年は2度も右肩をけが。今年3月初めには練習中のノックで右中指を負傷して緊急手術した。けがに泣かされてきたが、心が折れることはなかった。初めて手にした紫紺の優勝旗は「重かったです」。これまで全国の頂点に立てなかった先輩たちの思いをかみしめ、「野球がうまくなりたいという、初心を忘れずにいたい」。【前本麻有】

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