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原発施設内の電源ケーブルが新規制基準に違反して敷設されていた問題で、違反件数が全国6原発19基で約5000件に上ることが電力各社の調査で分かった。原子力規制委員会は違反状態が改善されるまで再稼働を認めない方針で、今後の安全審査に影響する可能性がある。
2013年に施行された新規制基準は火災対策強化のため、原子炉の緊急停止などの安全対策に関係するケーブルを、他のものと分けて設置するよう定めている。
違反があった原発は、東北電力東通1号機(青森県)▽同女川1〜3号機(宮城県)▽東京電力福島第2・1〜4号機(福島県)▽同柏崎刈羽1〜7号機(新潟県)▽中部電力浜岡3〜5号機(静岡県)▽北陸電力志賀(しか)1号機(石川県)の計6原発19基(いずれも沸騰水型)。
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