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学校とわたし

だんじりの町、多様性体得=編集者・江弘毅さん

江弘毅(こう・ひろき)さん

 だんじりで有名な大阪府岸和田市の中心部で生まれ育ちました。城下町らしく、雑多な商売人や職人が一つの共同体を形成しており、自然とコミュニケーション力が磨かれる環境だったと思います。

 一番面白かったのは中学時代です。海沿いの小学校と同じ校区なので、漁師や港湾労働者の子弟と一緒になります。教室で飛び交う言葉や文化が、小学校よりも多様になりました。連中とは、だんじりのひき方まで違うんです。血の気の多い土地柄ですから、そこらじゅうでケンカが起きました。その中で、何とか折り合いをつけて衝突を避けることを学びました。

 いま振り返れば、豊かな共同体でした。高校に進学後、同級生にサラリーマン家庭が多いことを知って初めて気づきました。「世の中で自営業者は少数派やったんか」と。

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