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クローズアップ2016

黒田緩和、誤算の3年 賃上げ停滞、消費伸びず

 日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁がデフレ脱却に向けて「異次元緩和」を導入し、4日で3年が経過した。当初は2年程度で達成するとしていた「物価上昇率2%」の目標は、消費低迷や原油安のあおりを受けて逃げ水のように遠のく。金融緩和頼みのアベノミクスは岐路にさしかかり、日本経済の底力を高める政策の必要性が一段と増している。

 「不思議なことがある。企業収益は高く、労働市場も逼迫(ひっぱく)しているが、賃上げのペースが遅い」。日銀の黒田総裁は3月16日、政府の国際金融経済分析会合で、講師役のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授に向かって首をひねった。異次元緩和導入当初こそ、円安・株高で企業や家庭の期待感を高めた日銀だが、その後は誤算が続いている。

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