ケガに苦しんだこの1年。その軌跡を象徴するようなレースだったが、昨夏の世界選手権で取り損ねたリオ五輪切符を手中に収めた。男子400メートル個人メドレーを制した萩野は「代表になれたことはうれしいが、すごい悔しい。タイムでもっと高いところを望んで練習してきたのに」と反省した。
序盤は快調に見えた。2種目め・背泳ぎの途中までは、自身が持つ日本記録より1秒以上速いペース。だが、そこに落とし穴があった。平泳ぎ、自由形とレース後半はペースダウン。目標に掲げていた4分5秒台はもちろん、日本記録更新もかなわなかった。平井伯昌・日本代表ヘッドコーチは「ライバルたちが(萩野のペースを)乱そうと、前半から来たのだろう」と分析。他の選手につられて序盤から飛ばし過ぎてしまい、後半のスタミナ…
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