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森村 誠一・評『ランドセル俳人の五・七・五』『歌に私は泣くだらう』

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尽きることのない悲しみをいやしてくれるうた

◆『ランドセル俳人の五・七・五』小林凜・著(ブックマン社/税抜き1200円)

◆『歌に私は泣くだらう』永田和宏・著(新潮文庫/460円)

 いじめという言葉は、とても卑怯(ひきよう)に聞こえる。いじめとは多数が一人を馬鹿(ばか)にしたり、無視したり、多数が見ている前で一人の悪口を言ったり、侮辱したりすることである。

 可哀そうとおもう者がいても、いじめられている一人の味方をうっかりすると、自分がいじめられるので、自衛のためにいじめ側に加わる。私が子供のころは、残酷ないじめはなかった。いじめられると必ず鞍馬天狗(くらまてんぐ)(正義の味方)が現れた。

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