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クローズアップ2016

バドミントン選手賭博 強化先行、教育後回し

 8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪でメダル候補だったバドミントン男子日本代表の桃田賢斗選手(21)=NTT東日本=が、カジノ店での賭博を認め、五輪代表が絶望的になった。ともに関与したのは所属チームの先輩で元日本代表の田児賢一選手(26)=同。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて国を挙げた強化が進むスポーツ界だが、メダル至上主義の流れの中で、選手教育に重い課題を残した。【田原和宏、藤野智成、小林悠太】

 念願だった五輪の舞台が軽率な行動で消えていく。認識の甘さに気づいた桃田選手は、NTT東日本の事情聴取に対し、説明が二転三転するほど動揺した。所属先から様子を伝え聞いた日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は「医者を呼んでいる状態。憔悴(しょうすい)しきっている」と明かした。

 NTT東日本による事情聴取は両選手が帰国した7日から始まった。所属の16選手とスタッフが対象で、一部の選手はカジノ店の出入りを認めている。関係者によると、管理職による聞き取りにはバドミントン部の関係者は立ち会えず、厳格な雰囲気で進められた。両選手だけでなく、複数の部員が店に立ち入ったことを認めたことを受け、社内の一部からは「休部なども検討すべきだ」という厳しい声も上がっているという。

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