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生命の設計図と呼ばれるゲノム(全遺伝情報)の変異によって肝臓がんを6種類に分類でき、種類ごとに手術後の5年生存率に0〜80%と大きな差があることを突き止めたと、国立がん研究センターや理化学研究所などのチームが11日、明らかにした。患者に応じた診断や治療法を開発する手がかりになると期待される。成果は米科学誌「ネイチャージェネティクス」(電子版)で発表した。
チームは肝臓がんの主要因である肝炎ウイルスによって発症した日本人の患者300人のデータを基に、70兆に上るDNAの塩基配列をスーパーコンピューターで解読し、変異の有無を調べた。
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