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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『おべんと帖 百』伊藤まさこ・著

◆『おべんと帖 百』伊藤まさこ・著(マガジンハウス/税抜き1400円)

 私は断固として茶色いお弁当を愛す。その色は、醤油(しようゆ)や味噌(みそ)、それに揚げ物の衣などのおいしい色が活(い)きている証しでもあるから。お弁当はカラフルでなくともいい、と、常々思っている。

 じゃこを混ぜて握った丸いおにぎり、トンカツ、根菜と豚バラの混ぜごはん、などなど、表紙からして茶色いお弁当揃(ぞろ)いの『おべんと帖 百』は、スタイリストの伊藤まさこさんが、高校生の娘さんのために作ったお弁当を紹介する本だ。加えて、自分自身用のもの、友人知人に薦めてもらったお店で買えるものなど、合わせて100。レシピは付いていたり、なかったりと、作りかたを手取り足取り教えてくれはせず、純粋にお弁当箱の中の風景を楽しむことが主眼である。

 伊藤さんは、10年前にも『毎日ときどきおべんとう』という本を出している。娘さんが小学校に上がったばかりの頃、お弁当作りが日課となって間もない初々しい日々の記録だ。

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