メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

東京・春・音楽祭2016

「合唱の芸術シリーズvol.3」~デュリュフレ「レクイエム」

昨年の「合唱の芸術シリーズ」ベルリオーズ 《レクイエム》より=写真提供:東京・春・音楽祭実行委員会/撮影:堀田力丸

[PR]

レオ・フセイン(C)Marco Borggreve

 3月16日に開幕した東京・春・音楽祭。「東京春祭ワーグナー・シリーズ」の第7弾、楽劇「ジークフリート」(全3幕、演奏会形式上演)をはじめとする多彩な公演が連日、開催され人気を集めている。

 1カ月間の音楽祭を締めくくるのは「東京春祭 合唱の芸術シリーズvol.3」で、今年は17日午後3時から東京文化会館大ホールで開催される。演目は20世紀、フランスで活躍した作曲家モーリス・デュリュフレの「レクイエム」をメーンに据え、前半は英国の作曲家、ヴォーン・ウィリアムズの歌曲などを取り上げる。

クリストファー・マルトマン(C)PiaClodi

 デュリュフレの「レクイエム」は1947年に完成、初演された作品でフランスの先輩作曲家、フォーレの影響を受けたこともあって、起伏に富んだヴェルディの「レクイエム」などとは一線を画した作風となっている。死者の魂を鎮める“穏やかさ”が全体を支配する作りで、最大の特徴は随所にグレゴリオ聖歌が引用され、終始、グレゴリオ聖歌のスタイルが作品の下敷きとなっていることである。ただ、音楽そのものは古色蒼然(そうぜん)とした教会旋法だけに拘泥されることなく、近現代のフランス音楽の色彩的なオーケストレーションも巧みに取り入れられている。

 出演はウィーンなどで活躍中のルーマニア出身のメゾ・ソプラノ、ロクサーナ・コンスタンティネスク、ヨーロッパを中心にオペラの分野で活躍するクリストファー・マルトマン(バリトン)、東京オペラシンガーズほか。演奏はルーアン・オート=ノルマンディ歌劇場首席指揮者のレオ・フセイン指揮、東京都交響楽団が務める。

ロクサーナ・コンスタンティネスク(C)MariusBaragan

公演データ

【東京・春・音楽祭 「東京春祭 合唱の芸術シリーズvol.3」】

4月17日(日)15:00 東京文化会館大ホール

指揮:レオ・フセイン

メゾ・ソプラノ:ロクサーナ・コンスタンティネスク

バリトン:クリストファー・マルトマン

オルガン:長井浩美

管弦楽:東京都交響楽団

合唱:東京オペラシンガーズ

合唱指揮:マティアス・ブラウアー、宮松重紀

ヴォーン・ウィリアムズ: トマス・タリスの主題による幻想曲

           :5つの神秘的な歌

デュリュフレ     : レクイエム op.9

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 東京メトロ東西線の線路上に支障物 一時全線運行見合わせ 飯田橋駅付近

  2. #排除する政治~学術会議問題を考える 「まるでモラハラのよう」 矛盾だらけの「改革」論議 名大・隠岐さや香教授

  3. 「富士山ビュー特急」運転席でふれあい 富士急イベントに親子連れが参加 山梨

  4. ヘイトスピーチ反対運動続けた崔江以子さんらに人権賞 罰則条例制定に貢献 東京弁護士会

  5. 社会から「消された存在」だった 18年軟禁された女性、自立探る今

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです