- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

世界経済見通し 17年4月予定の消費増税が重荷に
【ワシントン清水憲司】国際通貨基金(IMF)は12日発表した最新の世界経済見通しで、2017年の日本の実質国内総生産(GDP)成長率をマイナス0.1%とし、前回(1月)見通しから0.4ポイント下方修正した。17年4月に予定される消費増税が重荷になるためだ。16年も個人消費の弱さなどから0.5%との見通しを示し、0.5ポイント引き下げた。
IMFは日本経済について「最近の円高と新興国需要の弱まりで、16年前半は経済活動が抑制される」と予想。その後、資源安や補正予算の効果が成長を後押しするものの、消費増税で17年はマイナス成長に落ち込むと見込んだ。日銀のマイナス金利導入は「民間需要を支援すると期待される」として前向きに評価した。
この記事は有料記事です。
残り472文字(全文813文字)