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科学の森

地質年代表に「千葉」有力 「地球の磁場が最後に逆転した証拠」確認

 46億年に及ぶ地球の地質年代表に初めて日本の地名が刻まれるかもしれない。千葉県市原市にある地層が、各地質時代を代表する世界でただ1カ所に選ばれる可能性が高まっているからだ。決まればラテン語で千葉時代を意味する「チバニアン」と命名される予定だ。【酒造唯】

 現在、一般に「千葉セクション」と呼ぶ現地の地層は、観光地・養老川沿いの崖にある。なぜここが注目されるのか。記者は今年3月、選定に向けて研究グループが行った最後の現地調査に同行した。現地の崖で、上から緑、黄、赤のくいで区分した地層を指さしながら、岡田誠・茨城大教授が解説した。「地球の磁場が最後に逆転した証拠があるからです」

 方位磁石のN極が北、S極が南を指すのは、地球全体が磁場(地磁気)を持つからだ。地磁気は逆転することが知られ、360万年間に少なくとも11回起きたとされる。千葉セクションに含まれる「磁性鉱物」の磁力の向きを調べると、緑の地層は現在の磁場、黄はふらふらと不安定な磁場、赤は現在と逆の磁場でできたことがわかり、地磁気の逆転を示す。研究グループはその中の火山灰層の年代を正確に測定し、最後の逆転が、従来説よ…

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