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バラハタ

他にもいる危険な魚 「珍しい」で食べないで

バラハタ=東京都福祉保険局のホームページより

 東京・築地市場の仲卸店で12日、食中毒を起こす恐れのある「バラハタ」が販売され騒動となったが、危険な魚はまだまだいる。山菜やキノコでは、しばしば毒性があるものを食べてしまう被害が起きているが、魚介類でも注意が必要だ。

 今回問題となった「バラハタ」は各地の水族館で展示されている。そのうちの一つ、沖縄美ら海水族館を運営する沖縄美ら島財団の総合研究センターによると、バラハタは、日本では和歌山以南に分布。体長が大きいもので80センチにもなるハタ科の魚で、名前のバラが示すように、赤い色をしている。沖縄ではサンゴ礁などの浅瀬から水深約200メートルに生息しており、釣り糸にかかることも珍しくない。また沖縄では高級魚として扱われ、市場では高値で取引されるという。

 バラハタによる中毒は「シガテラ毒」とされ、バラハタやバラフエダイ、イシガキダイなどが有毒種とされる。厚生労働省によると、1989(平成元)年から2010(平成22)年の間に、シガテラ食中毒は78件の届け出があり、このうちバラハタによるものが16件と最も多く報告されている。

 同省のホームページには、シガテラ毒の症状として、温度感覚の異常や筋肉痛、頭痛、排尿障害のほか、下痢や嘔吐(おうと)などの消化器系への症状があり、不整脈や血圧低下などの循環器系症状もある。神経症状は重症の場合、数カ月から1年以上継続することがあるが、死亡例は極めてまれとしている。

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