熊本地震

企業の生産、影響深刻 工場再開できず

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 熊本県などで14〜16日に発生した一連の地震が、企業の生産活動に深刻な影響を及ぼし始めている。余震が続く中、設備の安全確認を行えず、生産活動を再開できない企業が続出、影響は長期化しそうだ。

 熊本県には自動車関連の工場が多く、各社は対応に追われている。ホンダは、二輪車を生産する熊本製作所(大津町)の操業を14日の地震発生直後から停止。余震が続き設備の点検が進まないため、週明け18日も稼働を取りやめることを決めた。19日以降の予定はまだ決まっていない。トヨタ自動車九州にドア部品などを納めるトヨタ系の部品メーカー・アイシン九州も、地震発生直後から停止している熊本市南区の2工場(子会社含む)について、「工場内の状況を正確に把握できない。余震が続けば作業はできない」(親会社のアイシン精機広報)という。

 他の製造メーカーも同様だ。三菱電機は、操業停止中の半導体などを作るパワーデバイス製作所(合志市)について、16日の操業再開に向けて15日夜に従業員が出社し設備の確認作業を始めたが、16日未明の地震により作業を停止。従業員は帰宅し、復旧のめどは不明。ブリヂストンのゴムホースを作る熊本工場(玉名市)も、設備点検が進まず、操業再開のめどは立っていない。

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