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<徳島で暮らしてみれば>
潮の濃い匂いが鼻をくすぐる堤防にいる。背後で釣った鰆(さわら)をさばいていた父が、取り出した赤黒い内臓を青空めがけて投げた瞬間。頭上を旋回していたウミネコが一羽、急降下すると同時に、空中の内臓が消えた。ほかの数羽もバサバサバサッと残り物をめがけて海面に飛び込んでいく。「ミャーァ!」 獲物を奪い合う声。それをぽかんと見守る都会生まれのわたしの息子たち。
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