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熊本地震

医療現場、手探り 弾性ストッキング有効

 熊本地震の被災者の避難は長期化も懸念される。余震が続き、交通インフラも十分でない中、医師らは手探りで健康管理のサポートや情報提供を進めているが、現場の混乱で支援が届かないケースも出ている。【小島正美、下桐実雅子、清水健二】

 エコノミークラス症候群を防ぐには、医療用の「血栓予防用弾性ストッキング」が効果的とされる。足の外側から適度な圧力を加えることで血流を改善し、血が固まるのを防ぐ仕組みで、手術後などに使われる。日本静脈学会などはこれを被災地に送ろうと、数百人分を福岡県内で確保した。

 しかし同学会によると、被災地への輸送手段が確保できていないという。「車で届けるにも人手がなく、道路は大渋滞でいつ着くか分からない」と福岡山王病院(福岡市)の星野祐二医師。東日本大震災で弾性ストッキング配布に関わった福田幾夫・弘前大教授(心臓血管外科)は「着用の仕方によっては床ずれの恐れもあるため、医師の指導下で正しく着用する必要がある。今回は現場からの情報がなく、どう動けばいいか分からない」と困…

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