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アスリート交差点

「楽しい」が原動力 未来を開いた一冊=パラリンピック陸上・高桑早生

 30日から鳥取市で日本パラ陸上選手権が行われます。出場を目指すリオデジャネイロ・パラリンピックに向け、6月まで選考レースが続きますが、今回も私とパラ陸上との出合いについて話をしたいと思います。影響を受けたのは、2020年東京五輪・パラリンピックの招致演説をした佐藤真海さんの著書「ラッキーガール」です。骨肉腫で左脚の切断手術を受け、入院していた中学1年生の時でした。

 当時の病棟には、私と同じ病気にかかった同年代の子どもたちが集まっていました。私より先に入院していた女の子の母親が持っていたのが、やはり骨肉腫にかかって膝下を切断した佐藤さんの本。私の母も含め、子どもの病気について親同士で相談していて、紹介されました。本には治療の詳細なども書いてあるので、母としては落ち着くまで私には読ませたくなかったみたいです。でも、切断の手術を終えて体を起こせるようになった時に…

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