民進

川内停止要求せず 旧民主側が慎重姿勢

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熊本地震対策の緊急申し入れの会談に臨み、安倍晋三首相(右から2人目)と握手する岡田克也民進党代表。奥は菅義偉官房長官=首相官邸で2016年4月20日午後2時32分、藤井太郎撮影
熊本地震対策の緊急申し入れの会談に臨み、安倍晋三首相(右から2人目)と握手する岡田克也民進党代表。奥は菅義偉官房長官=首相官邸で2016年4月20日午後2時32分、藤井太郎撮影

 民進党は20日に行った熊本地震に関する政府への申し入れに、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転停止の要求を盛り込むことを見送った。旧維新の党出身の江田憲司代表代行が意欲を示していたが、旧民主党側が慎重姿勢を示したためで、原発を巡り党内に不満を抱える結果となった。

 岡田克也代表が首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、激甚災害の早期指定など7項目を申し入れた。川内原発には「安全性を不安視し、一時停止を求める声もある」と触れたが、十分な情報提供を求めるにとどめた。岡田氏は記者団に「政府が説明責任を果たすことが先決だ」と述べた。

 同党内では、熊本、宮崎、佐賀などの県連から不安の声があがり、江田氏は18日の記者会見で運転停止要求の検討を表明。しかし、党幹部によると、岡田氏が「科学的根拠がない」と否定的で見送られたという。共産党は16日に運転停止を政府に申し入れ、生活の党の小沢一郎共同代表も19日の会見で「止めるよう申し入れたい」と表明しており、旧維新側から「歯切れが悪い」と不満が漏れる。

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