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南光の「偏愛」上方芸能

語りの進化と素人の意気で

江戸時代の見台(朱色)と、呂勢太夫さん(左)が南光さんのために見立てた「宝づくし」見台を前に、「浄瑠璃愛」を語る2人=呂勢太夫さん宅で、貝塚太一撮影

豪華すぎ!? 太夫さんの見台の巻

 落語家の桂南光さんと、上方芸能の魅力を探る新企画。第1回は、人形浄瑠璃文楽(=メモ1)で太夫が使う「見台(けんだい)」に注目します。見台、つまりは小さな机なのですが、太夫のそれは漆塗りに金銀の装飾、蒔絵(まきえ)が施されるなど豪華絢爛(けんらん)。浄瑠璃を愛し、義太夫節のお稽古(けいこ)に通う南光さんは、かねがねこの「ゴージャスすぎる机」の存在が気になっていたそう。そこで、文楽の次代を担う太夫にして「見台コレクター」でもある豊竹呂勢太夫(ろせたゆう)さん(=メモ2)に、そのワケを聞きに行ってきました。【山田夢留、写真・貝塚太一】

 文楽の舞台で、台本にあたる「床本(ゆかほん)」を置く見台は、太夫個人の持ち物。呂勢太夫さんは約30年前、百貨店の骨董(こっとう)市で初めて購入した。そこから持ち前の収集癖に火が付き、現在100台に迫る数という。南光さんが自宅にお邪魔すると、コレクションの中で最も古い江戸時代のものを倉庫から出してくれた。朱の漆塗りで、蒔絵や房(ふさ)などはなくシンプルだ。

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