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クローズアップ2016

熊本 倒壊家屋調査 台風対策の瓦「裏目に」 地震念頭になく

同じ地域でも手前の古い家屋は倒壊する一方、奥に見える新しい家屋は倒れていない=熊本県益城町で17日、深津誠撮影

 熊本地震の建物倒壊で死亡した人の多くが、建築基準法の新耐震基準が作られる前の古い基準の建物で犠牲になっていた。政府は耐震化率の引き上げを図るが、地域や自治体によって防災意識に差があるのが現状だ。

 震度7の地震に2度襲われた熊本県益城(ましき)町を歩くと、あちらこちらで損壊した建物が姿を現す。一方、外観から見て比較的新しいと思われる住宅はあまり壊れていない。

 「台風対策は入念にしていて、20年前に瓦をふき替えたが、柱や、はりは弱かった。地震が起こると思わないから、耐震工事をしようとは思わなかった」。同町平田で自宅を片付けていた農業、水本正敏さん(62)はそう言った。築62年の木造2階建て。周囲には同じような古い家屋が並んでいる。

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