神戸・橋桁落下

ごう音と土煙「逃げろ」…作業員ら絶叫

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新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、騒然とする事故現場=神戸市北区で2016年4月22日午後6時2分、小関勉撮影
新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、騒然とする事故現場=神戸市北区で2016年4月22日午後6時2分、小関勉撮影

 山間部を貫くように建設が進む高速道路の工事現場に、「バリバリッ」というごう音が響き、足場と一緒に人が落ちていった。神戸市北区の新名神高速道路で22日、10人が死傷した橋桁の落下事故。工事関係者らが、生々しい事故の様子を証言した。【藤田宰司、粟飯原浩、田辺佑介】

 橋桁の真下を通る国道176号は、事故があった夕方は渋滞することが多いが、たまたま巻き込まれた車はなかった。

 橋桁の足場の解体作業をしていた、とび職の梛木(なぎ)拓也さん(20)=大阪市大正区=は「バチンという大きな音がして、地面に投げ出された」と話す。梛木さんが作業していたポイントは地面から5メートル程度の高さで、下に落ちた後はしばらく動けなかったが、同僚が抱き起こしてくれた。「何が起きたのか、すぐには分からなかった。血まみれの人もいた。一歩間違えば、けがでは済まなかったかもしれない」と恐怖を語った。

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