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トキひな誕生

喜びに沸く地元 減農薬…努力重ねた成果

減農薬栽培を続ける田んぼの前でトキを探して空を見つめる斎藤さん=佐渡市新穂青木で、2016年4月19日、南茂芽育撮影

 新潟県佐渡市で、野生トキ同士のつがいから40年ぶりにひなが誕生し、県内は喜びに沸いている。今回のひな誕生は、トキの野生復帰に向けて、佐渡島民らがさまざまな努力を重ねた結果でもある。【南茂芽育】

 「人間と同じで、子どもが生まれるには食が一番大切。佐渡の環境が良くなって来ている証しだ」。2001年から「佐渡トキの田んぼを守る会」で活動し、減農薬栽培に取り組んでいる佐渡市新穂青木の農業、斎藤真一郎さん(54)は、「農家にとっても励みになる」とひなの誕生を喜んだ。

 斎藤さんは新穂村(当時)の村長の呼びかけで、「将来トキが空を舞うように」と01年から無農薬・減農薬栽培をはじめた農家の1人。野生復帰どころか、放鳥のめども立たない中、「トキの未来も考えて減農薬をやりませんか」と周囲に声をかけ、少しずつ仲間を増やしてきた。活動の根底には「効率を求めて田んぼに農薬を使用していたことが、トキの絶滅の最後の一押しになってしまったのでは」と悔やむ気持ちがあった。

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