メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/45 被災

 <日曜カルチャー>

廃墟の彷徨、別れの苦衷

 「覚悟しましたね。よかたい、死んでも。寝台の上で従容(しょうよう)として死ねば、よかたい。そう思っていました」

 熊本地震に遭遇した熊本市の作家、石牟礼道子さん(89)が、余震が続く20日、熊本市の病院のベッド上で気丈に語った言葉だ。幸い石牟礼さんにけがはなかったが、心身を襲ったストレスは相当なものに違いない。「足の裏がびっしょり汗にぬれ、気分が悪い。初めての経験です」

 まず「前震」である。14日午後9時26分、石牟礼さんが入居する熊本市の介護施設が震度7(マグニチュ…

この記事は有料記事です。

残り2004文字(全文2261文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 即位の礼 小ダイ姿焼き、フカヒレ茶わん蒸し、加薬飯、イセエビ吸い物…饗宴の儀、秋づくしの和食で

  2. 即位の礼 来日中のドゥテルテ大統領、饗宴の儀欠席 バイク事故で痛み、前倒し帰国へ

  3. 即位の礼 饗宴の儀、華やかに 皇后陛下ロングドレス 出席者も鮮やか民族衣装で

  4. 滋賀・湖東病院事件、検察側が有罪立証断念 無罪確実に 新証拠は困難

  5. 即位の礼 海外も高い関心 中韓で生中継 韓国「憲法」「平和」に注目 即位礼で

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです