任天堂

7年連続の減収 「3DS」振るわず

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経営戦略について説明する任天堂の君島達己社長=大阪市中央区の大阪取引所で2016年4月27日、宮崎泰宏撮影
経営戦略について説明する任天堂の君島達己社長=大阪市中央区の大阪取引所で2016年4月27日、宮崎泰宏撮影

 任天堂が27日発表した2016年3月期連結決算は、売上高が前期比8.2%減の5044億円と、7年連続の減収となった。主力の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売が振るわなかった。記者会見した君島達己社長は、来年3月に新型ゲーム機「NX」を世界で発売すると発表し、苦戦が続くゲーム機で盛り返しを図る考えを示した。

 ダウンロード型ソフト販売などが伸び、本業のもうけを示す営業利益は同32.7%増の328億円となった。海外販売の比率が高く外貨建て資産が多いため、円高が悪材料となり、最終(当期)利益は同60.6%減の165億円にとどまった。

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