シリア和平

協議停滞 一時中断、空爆激化し戦闘再燃

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 【カイロ秋山信一】ジュネーブで開かれていたシリアのアサド政権と反体制派による和平協議は27日、約2週間の日程を終え、中断に入った。協議開催中に政権側の空爆が激化し、反発した反体制派が協議を離脱したため、協議の行方は不透明感を増している。

 「民間人への攻撃停止や政治囚の釈放といった要求事項が履行されなければ、協議には復帰しない」。反体制派政治組織「シリア国民連合」の幹部サミル・ナシャル氏は26日、電話取材に対して、協議復帰への条件を挙げた。

 ただ、こうした条件が整う可能性は低い。2月27日の一時停戦発効後、政権側は空爆を縮小させ、局地的な戦闘はあったが、民間人の犠牲者は一定程度抑制された。だが4月に入って政権側が空爆を再び激化させたことで大規模な戦闘が再燃し、反体制派は「停戦は事実上崩壊した」と非難している。

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