メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

烏鷺日和

少年時代から「勝負師」の顔=金沢盛栄(編集委員)

7冠獲得局となった十段戦第4局。厳しい表情で考え込む井山裕太本因坊=東京都千代田区で、宮武祐希撮影

 <烏鷺日和(うろびより)>

 “夢の7冠”を達成した井山裕太本因坊(26)。少年棋士時代を知る者として正直に記すと、まさかここまでの人材とは思っていなかった。

 初めて井山と会ったのは18年前、彼が小学3年の時。その前年に小学生日本一になるなど天才少年と騒がれていた。囲碁担当だった私は取材のため、東大阪市の自宅を訪ねた。出てきたのはどこにでもいそうな小柄な子供だった。

 棋力はアマ七段という。私は九段格の腕前。二子(2個の石を先に置かせるハンディ)で対局した。打ち始めると、あどけなかった表情は一変し、盤面に集中。「勝負師だな」と感心したのをよく覚えている。

この記事は有料記事です。

残り978文字(全文1257文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 複数選手が脱水症状 プリンセス駅伝でアクシデントが相次ぐ理由とは

  2. ORICON NEWS 『鬼滅の刃』もはや“日本経済の柱”と話題 映画は歴代1位発進、東宝株価が高値更新…企業コラボも恩恵続々

  3. 特集ワイド 令和おじさん、パンケーキおじさん 「庶民派」菅首相の正体 中島岳志・東工大教授に聞く

  4. 学生陸上で性的書き込み ライブ配信のメッセージに 競技連合「侮辱行為だ」

  5. データで見る将棋 王将戦リーグ 藤井王位が単独首位で挑戦する可能性は1万6000分の1?

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです