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たたなづく

レッドカーペットを共に歩こう=河瀬直美

 2010年から隔年で開催している「なら国際映画祭」は今年で4回目を迎える。初年度から映画を創る映画祭と銘打ってそのプロジェクトを「ナラティブ」と名付け、推進してきた。グランプリを取った監督にその翌年奈良で映画を創ってもらうという、継続的な取り組みである。

 これは、単に映画を創るということだけではなく、その地域の魅力を世界に発信するとても意義深いものとなっている。過去4本の作品を国内外の監督と奈良で創ってきて感動するのは、地元住民の喜びに満ちあふれた表情を見るときだ。

 自らが暮らす町は、とても素晴らしい場所であるということを彼らが再認識することにつながっているということ。また、わが町には魅力あふれる人々がこんなにもたくさん暮らしているのだということ。それらは子供たちにも伝わる感情である。大人たちが元気な町はおのずと子供も元気である。世代間のコミュニケーションが困難になって久しいがそこを結ぶ懸け橋になれればとも思っている。

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