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ワールド・トレジャー

特派員が選ぶ私の世界遺産 メトロミュージシャン(フランス・パリ) 地下道に響く音色

地下鉄の乗り換え通路で演奏する南米ボリビア出身のミュージシャン

 花の都パリ。歴史的建造物が建ち並ぶ地上と比べると、地下鉄(メトロ)は無機質な空間にも思える。だが、乗り換え通路などを歩いていると、ミュージシャンが奏でる楽器の音色や美しい歌声が、どこからともなく聞こえてくる。思わず足を止めて聴き入ってしまう演奏もあり、人だかりができることも珍しくない。

 彼らはメトロミュージシャン。技量は高く、町行く人を飽きさせない。なぜなら、メトロで演奏する許可を得るために、オーディションに合格した腕前を持つアーティストだからだ。

 パリ11区のビルの地下スタジオに足を踏み入れると、3人のグループが軽快に歌い、踊っていた。メトロや鉄道などを運営しているパリ交通公団(RATP)が主催するオーディション。クラシック音楽、シャンソン、フラメンコ……とジャンルはさまざまだ。ギターの弾き語りから民族楽器を奏でるバンド、口だけで音楽を奏でる「ヒューマンビートボックス」と構成もバラエティーに富み、多様な国籍の挑戦者が審査を受ける。リズムに…

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