JR九州が駅の無人化を決め、代わりに川崎町が4月から人員を配置したJR豊前川崎駅で、2両編成の先頭車両しかドアが開かないことに利用者が不満を募らせている。足の悪い高齢者が最寄りのドアから乗り込めないなど「町が駅を有人化した意味がない」との声が上がっており、JR側は見直しも示唆している。【斎藤毅】
町やJR九州によると、昨年8月にJR側が収支改善のため、町に駅の無人化を打診。町は同12月にスタッフの独自配置を決め、今年3月末にJRと業務委託契約を交わした。4月から元JR社員ら3人が交代で、列車の安全確認や駅舎清掃、自動券売機の管理などをしている。
駅の無人化は回避されたが、2両編成のワンマン列車は現在、無人駅と同様に先頭車両しかドアを開閉してい…
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