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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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追悼「ねがい桜」運動4年目 鎮魂の花咲く

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東北の被災女性たちが手縫いで作った「ねがい桜」。左上が「花」の裏側で、ひもを解いて手紙を忍ばせる
東北の被災女性たちが手縫いで作った「ねがい桜」。左上が「花」の裏側で、ひもを解いて手紙を忍ばせる

陸前高田の寺につるし雛

 東日本大震災の犠牲者を追悼するため、着物の古着から作った桜の花にメッセージを書いてもらい、つるし雛(びな)にして岩手県陸前高田市の普門寺本堂に飾る全国規模の運動が4年目を迎えた。被災地の女性が手作りし、京都のNPO法人「きものを着る習慣をつくる協議会」が協力する「ねがい桜」プロジェクトだ。震災から年月が過ぎても犠牲者を思う気持ちが風化しないよう、NPOは改めて参加を呼び掛けている。【根本太一】

 ねがい桜は6〜7センチ四方大で、津波被害に遭った岩手、宮城両県沿岸の女性らが手縫いする。素材は全国から寄せられた不要の着物やじゅばんを裁断した布だ。2花1組1000円で販売され、購入者は一つを自らの手元に、残りに「命が二度と散らぬように」などと願いを書いた手紙を忍ばせて、販売元に預託する。NPOを通じて毎春1回、身元不明者の遺骨も眠る普門寺に納められる。

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