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みちのく建物探訪

青森市 ハンセン病療養所「松丘保養園」 元患者が願った「納骨堂」 /宮城

木々の間にひっそり建つ現在の納骨堂と子供たちの慰霊碑。納骨堂を2度も建て替えたのは、「亡くなる人が増え、遺骨が納まりきらなくなったから」という

 4月末、園内には500本を超す桜(ソメイヨシノ)が、今を限りと咲き誇っていた。

 JR新青森駅から車で5分ほど。青森市の一角に、本州最北端の国立ハンセン病療養所「松丘保養園」はある。開設は1909年。約24ヘクタールの園内を歩くと、西端に白いコンクリート製の建物が見える。正面に刻まれた「納骨堂」の3文字。傍らには黒く光る石の慰霊碑があった。「生まれる事が出来なかった子供達の慰霊」「病理標本の慰霊」の碑文。「子供」という言葉が想起させる明るく幸せなイメージとの落差に、言葉をなくした。

 同園には現在、90人の元患者が暮らす。その自治会長を務める石川勝夫さん(61)によると、現存する納…

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