熊本地震

村人協力9人救助 がれきも自力で 大切畑地区

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
倒壊した自宅車庫を黙々と片付ける大谷幸一さん(右)=熊本県西原村の大切畑地区で2016年4月28日午後5時20分、春増翔太撮影
倒壊した自宅車庫を黙々と片付ける大谷幸一さん(右)=熊本県西原村の大切畑地区で2016年4月28日午後5時20分、春増翔太撮影

 熊本地震でほぼ全ての住宅が全壊し9人が下敷きになりながら、村人たちが救助するなど助け合うことで死者を出さなかった集落がある。熊本県西原村の大切畑(おおぎりはた)地区だ。崩れてむき出しになった山肌に囲まれ、がれきが積み重なっているが、「みんなとここで暮らし続けたい」と自力で再興に向けて歩みを少しずつ進めている。

 熊本市街地から東へ約20キロ。そこかしこに石垣を積み、26軒が斜面にへばりつくように肩を寄せ合うこの集落では、倒壊した住宅の柱やはりがのぞき、崩れた石垣があちこちに残る。自衛隊員やボランティアの姿はない。だが、大半の道からはがれきや土砂が撤去され、車が通行できるようになっている。

この記事は有料記事です。

残り731文字(全文1028文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集