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クローズアップ2016

北朝鮮党大会報告 正恩氏、現実路線に

平壌の4・25文化会館で開催されている朝鮮労働党大会=7日、朝鮮中央通信・朝鮮通信

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記は朝鮮労働党大会の活動総括報告で、内政・外交・経済など幅広い分野で指導方針を打ち出した。「責任ある核保有国」を既成事実化しながら、国際社会との関係改善も急ぎたいという思惑がにじむ。だが、核・ミサイルで孤立を深めるなか、自ら示した青写真に向けて歩みを進めることができるのか。【福岡静哉、渋江千春、服部正法、ソウル米村耕一】

 8日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」。紙面は総括報告で埋め尽くされた。「(第6回党大会時の)36年前は18面を使っていたが、今回は24面もある。新聞の構成も、総括報告の構成も36年前とそっくりだ」(慶応大学の礒崎敦仁准教授)。文字数は原文で7万2000字に上った。

 金第1書記がこの報告で描こうとした国家運営方針とは何か。「ひとことで言えば、現実路線」。伊豆見元・東京国際大教授はこう断じた。その根拠として(1)「国家経済発展5カ年計画」とせず「戦略」とした(2)南北統一に関して「連邦制」に縛られていない(3)在韓米軍撤退を過度に強調していない−−などを挙げる。

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