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学校とわたし

方言使うと不良と言われた=うちなー噺家・藤木勇人さん

藤木勇人さん

藤木勇人(ふじき・はやと)さん

 米軍統治下で基地の街、コザ市(現沖縄市)の繁華街で育ちました。うちのおやじは米兵相手のAサインバーを経営していたんですよ。夜になるとバーの呼び込みと、酔客のけんかを仲裁するMP(米軍憲兵隊)の車のけたたましいサイレンが響く、そんな中で生きていました。

 やんちゃで自由奔放な子どもでした。小学校の友達と学校帰りに野球をしていたら、カセットデッキを盗んだ米兵が走ってきてみんなで追いかけたこともありました。逃げ切れないと思ったのか米兵がデッキを置いてこっちに向かってきて、僕らはクモの子を散らすように逃げました。

 市民とMPが衝突して車に次々と火を付けた「コザ騒動」が起こった晩は、おやじに「家から出るな」と言われました。翌朝、大人が疲れて眠っている間にむくっと起きて通りに出てみたら、燃えた車がくすぶっていました。すごい冒険の場所というか、燃えている車をずっと観察しながら普段歩かないような長い距離を歩きました。

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