熊本地震

韓国紙が支援呼びかけ ネット上の不要論に反論

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 【ソウル米村耕一】昨年12月の慰安婦問題に関する合意後も日本と韓国の冷却した関係が続く中、韓国メディアが49人の死者を出した熊本地震について、2011年の東日本大震災後に比べて「韓国社会の対応が冷たい」として自省と支援を促す記事を相次いで掲載した。韓国のインターネット上で「助ける必要はない」など極端な意見が目についたこともあり、歴史問題とは切り離して「支援すべきだ」との主張につながっているようだ。

 保守系中央日報が先月20日付の社説で「恥ずかしく、嘆かわしい」と強く批判したネット上の書き込みがある。「東日本大震災の時に寄付をしたが、日本は歴史問題をねじ曲げることで返してきた。だから助ける必要はない」というものだ。

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