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証言でつづる戦争

インドの志士 千の証言から 第2部/15 英国の敵は我々の友

スバス・チャンドラ・ボースの手紙。署名を書き入れ浦橋七郎さんに手渡した

 「今こそ最大の勇気を出して、祖国インドの独立を保有しなくてはなりません。ボースの名を世界に示す日を待っています」。スバス・チャンドラ・ボースを「伊29」潜水艦に迎えた時、福岡出身の浦橋七郎(故人)が、乗組員を代表して歓迎の言葉を贈った。1943(昭和18)年4月27日のことだった。

 艦内でボースは浦橋に何度か話しかけた。ドイツ・ベルリンの大空襲で読書もできなかったことや、インドでのネールとジンナー(パキスタン分離独立後の初代総督)の確執など、きわどいことも率直に話した。また、天長節(昭和天皇の誕生日)や赤道を通過する際の「赤道祭」にも加わり、飾らない一面ものぞかせた。

 11日後の5月8日に目的地のサバン(インドネシア)に到着し、ボースは浦橋に手紙を渡す。浦橋の長女、…

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